観光路線であるブロッケン線の窓口、北の始発駅ベルニゲローデと違いハルツ狭軌鉄道の南の始発駅
ノルドハウゼン・ノルドはＤＢ駅のすぐ左に位置し朝夕は通勤客に利用される生活路線。
この街はシーメンスの路面電車が走る中核都市で郊外には大規模な団地がありＨＳＢ利用者も多い。
その証拠に近年駅構内が改良されＨＳＢのディーゼルカーが直接ＤＢ駅前の路面電車乗り場まで延長
されている。ＨＳＢ版のＳバーンといった感じで路面電車風の連接低床車（電動・ディーゼル併用）も０４年
に新造され路面電車路線に乗り入れ、将来の発展が期待される。
１００年前の蒸気機関車と２００４年製の最新ハイテク車が混在する風景はいかにもドイツ的。

１００Ｋｗのモーター４基とＢＭＷの
ディーゼルエンジンとの切り替えで
最高スピード７０ｋｍ/h。軌間は1000mm。

市街地を抜けしばらくは平坦な牧草地帯を
軽快に走る。

Ilfeld 駅を出たあたりから森の中に入ってくる。

Netzkater 付近の三連アーチ橋。

Gernrode方面との分岐駅Eisfelder Talmule。 
広い構内には鉱石搬出設備がありロールワゴン
に乗った標準軌道ホッパーが留置されている。

Stiege発のディーゼルカーと列車交換。
その間にSLは給水作業。
立派な駅舎は無人駅。

Eisfelder Talmule駅を出発するWernigerode行き
SL列車。右の線路はGernrode方面でしばらく
ふたつの線路は並走する。イベントで同時発車
がおこなわれる場所。

Elend〜Sorge間を行くNordhausen行き列車
Drei Annen Hohneをでると原則下り坂だが、
このニ駅間は中間にサミットがあり２５‰の
勾配がある。

ドイツナローの特等席はここでも
最後部のデッキ

始発から勾配の連続だったハルツ線もこの
ドライ・アンネン・ホーネ駅が頂点。
この先ベルニゲローデへは坂を下るだけ。
到着列車をブロッケン行きが迎える。

ノルドハウゼン行きの列車が到着し３列車が
揃うとまずブロッケン行きが発車。

ベルニゲローデの町外れにある道路上の駅
Wernigerode Hochschule Harzに停車。

３時間の旅もおわり終点ベルニゲローデ駅構内
にたどり着く。

左に機関区を見ながらホームに到着。

最後にベルニゲローデ行きが発車。

Wernigerode Westerntor 駅手前の交差点を
斜めに横切る。

夜の機関区にＳＬ列車１１往復の最終牽引機が
帰ってきた。この後２０時過ぎにディーゼルカー
最終列車が到着しＨＳＢの一日が終わる。